一人暮らしを経験しよう!

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一人暮らしは一人前になる過程でとても必要な体験

一人暮らしをしたことがあるのとないのとでは、結婚後の生活で大きく違うと思います。私は片親であったことも含め幼い頃から家事をしバイトをして生計を手伝っていたのもあって一人暮らしをした時には、一人分でいい家事が大変楽で開放感に満ち溢れ、随分と余裕を持って自由に一人暮らしを満喫していました。

 

かたや友人は大家族の中で育ち両親が家事をしていたため、家族が大きくなり家からあふれてしまい近所に部屋を借りて暮らすまで家事も仕事もしたことがなったのです。ですので引越しをした近日は寂しさで呻き、したことのない家事で奮闘し、初めてやるバイトに奔走していました。めまぐるしい変化にフラフラしながらも乗り越え、慣れた頃には3年ほど経っていました。

 

また別の友人はずっと親元にいて家事は母が得意なのでしたこともなくキッチンに立ったことすらないという人でした。ある日彼女は私に相談してきました。好きな人ができてもその後、同棲や結婚を考えると何もできない自分がいる。不安でお付き合いができない、家事を知らないことが20歳を超えた今すごく不安に感じる、というものでした。コンロすらひねったことがない彼女は当然、料理もできません。包丁も持ったことがないのです、切り方も知りません。親が教える行為を怠っているために彼女はこのような状態になってしまっていました。一人暮らしをせずとも、家事や金銭感覚などは家庭で教えることは可能です。ですが、そうしたことを重視せずにいる親元にいては所詮、自分が独り立ちした時がスタートとなり、それが一人暮らしならまだ融通は利きますが結婚して家庭に入ってからイキナリとなると人それぞれではありますが、私だとしたら、とても大変で混乱してストレスが溜まりあまり楽しくない新婚生活を送るような気がします。

 

現在私は結婚しており、主人がいます。主人は結婚するまで実家に住んでいました。結婚して初めて親とはなれて暮らす生活でした。暮らし始めた当初、主人は家の事は母親に任せきりだったために、家賃というものへの感覚がなくゴミ箱ひとつ買うにも相談が必要でした。そうして6年経ち、新居を購入するまでに至り、今は落ち着いてますが、そうした経験を経て私が感じるのは、可能であれば人は一度、一人暮らしをしてみて、家族や親がいて誰かが家賃や家事をしてくれていたことの有難さ、大変さを知り感謝を感じてみることは案外大切なのではないか、また、誰かと一緒になって暮らす際にその経験をしておくことはとても貴重ではないかということです。

 

家事をしてくれている親は日々の生活で「してあげている」なんてアピールはほとんどの人がしないでしょう。幼い頃、または自分が一人暮らしをするまで、それら家事に家にかかるお金に視線を向けることがあるでしょうか?毎日ご飯が出てきて洗濯物もされていて掃除もされていることを当たり前に感じ日々の中でそれらに感謝や感動をしたことがあるでしょうか?ほとんどの人がないと思います。

 

だからこそ、可能ならば一度は一人暮らしをし、それらにいったいどれほどの労力と苦労がかかっているのかを体験することで身近の親や家族や住んでいる家に対し感謝の心を知ることができたならば。きっと、将来家庭を持ったときにお互いを助け合いねぎらい合える夫婦になれ、それらに感謝することを伝えられる親になれるのではないでしょうか?

 

そうした意味でも、一人暮らしは人が一人前になる過程でとても必要な体験ではないか、と私は思います。